キャンプがちょっとしたブームになっていることもあって、
「今年は冬キャンプにチャレンジ!」と考えている人も多いんじゃないでしょうか。
そこで今回は、冬キャンプにおすすめの寝袋を紹介しましょう。
これ1つでオールシーズンOK「コールマンのマルチレイヤー」
冬キャンプだけでなく、これからガッツリとキャンプを楽しむんだったら
コールマンの「マルチレイヤー」がおすすめです。
アウトレイヤー・ミドルレイヤー・フリースの3層構造になっていて、
しかも1つ1つバラして使うこともできるようになっています。
3つのレイヤーを上手く組み合わせることで、
冬だけでなくオールシーズンに対応できる寝袋になるんです。
また、1つ1つのレイヤーは丸洗いができるので、
毎回清潔な状態で寝袋を使うことができますよ。
ヒマラヤ冒険家が開発した「ソロキルト」
究極の冬キャンプと言って良い冬山登山のプロ、
ヒマラヤ冒険家が開発した寝袋が「ソロキルト」です。
米軍に採用されている合成断熱材を使用した寝袋で、
一般的な寝袋よりも体の熱が逃げにくくなっています。
そのためソロキルトの中に入るとすぐに暖かくなり、
寒さの厳しい冬キャンプの夜を快適に過ごせるんですね。
また冬キャンプで気温が0℃を下回ると顔も凍傷になる恐れがあるため、
寝袋から顔を出して寝るのは危険です。
その点ソロキルトにはフードが付属しており、
顔を寒さから守って凍傷になるのを防ぐことができます。
ヒマラヤ冒険家が開発しただけあって、
冬の屋外で使う寝袋としては「完璧」に近い仕上がりとなっています。
コスパ最強「スナグパック」
「冬キャンプに行くなら寝袋だけは高価なものを買った方が良い」と言われます。
しかし値段は安くてもしっかりとした防寒機能を備えた寝袋があり、
それが「スナグパック」です。
「色んな国の軍隊で使われている」と聞くと、
スナグパックが「良い寝袋」であることが分かりますよね。
スナグパックは安いものだと1万円以下、
防寒機能がしっかりした高価なモデルでも2万円台前半で買えます。
それでいて軍隊で使われるぐらい丈夫でしっかりした防寒機能も備えていますから、
まさに「コスパ最強」なんですね。
機能性が高い「ベアーズロック」
「熊が安心して冬を越せる」をコンセプトに寝袋を開発しているのが
「ベアーズロック」です。
ベアーズロックの寝袋は色んな機能が付いていて、
「寝袋でこんなことができたらな」を実現しているんですね。
例えば、寝袋から手が出せるように両サイドにファスナーが付いています。
夜中や明け方にふと目が覚めて、時間を確認するのにわざわざ上半身を寝袋から
出さないといけないのは面倒ですよね。
ベアーズロックの寝袋のように両サイドにファスナーが付いていれば、
手だけ出して時間を確認することができます。
それからジッパーが2つ付いていて、
部分的に寝袋を開放することができるようになっています。
寒い時は2つのジッパーをしっかり閉めれば良いですし、
暑くなったら片方のジッパーを開けて少し熱を逃がすことができます。
こういった「痒い所に手が届く」のがベアーズロックの寝袋の大きな特徴なんですよ。
暖かさを追求した「ロゴスのアリーパ」
キャンプ用品メーカーと言えば外国企業が多いですが、
「ロゴス」は日本発のキャンプ用品ブランドとなっています。
機能性だけでなく見た目にもこだわるロゴスが、
「暖かさのみ」を追求したのが「丸洗いアリーパ」です。
中綿に軽いけど保温性の高い「ダイナチューブファイバー」を採用、
ファスナー部分にも冷気の流入を防ぐ技術が使われています。
商品名に「丸洗い」と入っているだけに、もちろん丸洗いできて、
長く清潔に使うことができるんですね。
ロゴスにしては色も地味ですし、形も決しておしゃれではありませんが、
「暖かさ」は折り紙つきですよ。
化繊でも冬キャンプOK「モンベルのバロウバッグ#0」
一般的に冬キャンプに持って行く寝袋は、
中綿に「ダウン」が使われているものが良いとされています。
半袖の上にダウンジャケットを着ていれば寒風の中でも寒くないように、
ダウンは保温性が高いんですね。
それに比べて化学繊維は保温性がそれほど高くないため、
冬キャンプに持って行く寝袋には向いていないとされます。
しかし日本のキャンプ用品メーカー「モンベル」の「バロウバッグ#0」は、
中綿が化繊ですが冬キャンプに持って行ってOKなんです。
「3000m級の冬山登山でも使える」ほどの保温性なんだとか。
また「バロウバッグ#0」は伸縮性も高いので、圧迫感が無く、
寝袋の中で簡単に寝返りをうつこともできますよ。
人気ドラマに登場した「ホークギア」
キャンプを題材にした人気アニメの実写ドラマで使われたのが、
「ホークギア」の寝袋です。
何と9色ものカラーバリエーションがあり、
おしゃれを好むキャンパーにはピッタリな寝袋じゃないでしょうか。
値段も非常に安くて、軽く1万円を超える寝袋が多い中、
ホークギアの寝袋は5,000円ほどで買えてしまいます。
ただし値段に比例して防寒機能はそれほど高くなく、
気温がガッツリ氷点下になるような山などではちょっと寒いんですね。
気温が0℃前後であればそれほど寒さを感じずに寝られますから、
それほど気温が下がらない場所でのキャンプでは十分に使えます。
長さ調節ができる「ギンノタラコ」
独特なネーミングとデザインでキャンパー人気も高い寝袋が「ギンノタラコ」です。
背中から足にかけてが銀色になっていて、
うつぶせになるとまさに銀色のタラコのようなフォルムとなります。
お腹部分にはダウン、背中部分には化繊を使ったハイブリッド構造になっているんです。
ダウンは保温性が高いものの湿気には弱く、地面と接していて湿気が逃げにくい
背中部分にダウンを使うとすぐに痛んでしまいます。
痛みやすい背中部分を化繊にすることで、寝袋を長く使えることができるわけです。
またギンノタラコの大きな特徴として、「長さが調節できる」ことが挙げられます。
足元を3段階に折り込むことができるようになっていて、
身長の低い女性や子供でもピッタリの長さで使うことができます。
まとめ
冬キャンプにおすすめの寝袋をいくつか紹介しました。
冬はいくら昼間は暖かくても、夜になると気温がグッと下がり、
キャンプ場だと氷点下となることもあります。
そのため寝袋選びを間違えると、寒さで眠れないだけでなく、
命に関わることになってしまいます。
ですから冬キャンプの寝袋は、
しっかりとした防寒機能を備えたものを選ぶようにしてください。
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