冬キャンプの大敵「結露」に有効な対策はコレ!

キャンプ豆知識

「朝起きたら、雨でも降ったかのようにテントの中がびしょ濡れ」
冬に泊りがけのキャンプに出かけると、こういったことがよくありませんか?

冬の朝に窓が濡れてることがありますが、
テントの中を濡らしてるのはそれと同じ「結露」なんです。

そこで今回は冬キャンプ時のテントの結露対策や便利グッズを紹介していきます♪気になるかたや悩まれてる方はぜひ最後までチェックして見て下さいね♪

スポンサーリンク

冬キャンプの結露対策

まず結露が発生する原因は「湿気」と「温度差」なので、
この2つを抑えることで結露の発生も抑えることができます。

まず「湿気」ですが、基本的に冬は外気が乾燥しているので、
通常は結露が発生するほどの湿度にはなりません。

ただキャンプをする場所によっては、
冬場でも外気に湿気が多分に含まれているケースもあるんですよ。

それは「川」とか「湖」といった水場の近くです。

水場の近くでは冬でも湿度が高めになるので、
「キャンプする場所」自体が結露が発生させる原因になってしまいます。

冬キャンプでは水場の近くにテントを張らないようにすることで、
多少は結露の発生を抑えることができるんですね。

テント内の温度を上げない

冬は基本的に乾燥しているので、
結露が発生する原因としては湿気よりも「温度差」の方が重要です。

外気とテント内の温度に大きな差があると、
外気に触れているテントの幕で空気中の水蒸気が冷やされて結露となってしまいます。

ですから、外気とテント内の温度差を小さくすれば結露を発生を抑えることができます。

寝る前にベンチレーションを開けるなどして換気すれば、
外気とテント内の温度差が小さくなり、結露が発生しにくくなります。

実際にお家の結露対策でも、「寝る前の換気」が有効だったりするんですよ。

ただお家の中ならともかく外は極寒なので、テントを換気すると寒すぎて寝られませんし、
場合によっては命に関わるので注意が必要です。

 

 

ダブルウォールテントを使う

手間をかけず、寒さに耐えることもなく結露対策をするなら、
「ダブルウォールテント」がおすすめです。要はフライシートがあるテントです。

ダブルウォールテントであれば、
内側のインナーテントと外側のフライシートの間に空気の層ができます。

この空気の層が緩衝材となって、
外気とテント内の温度差を小さくして結露を発生させにくくしてくれるんです。

これから冬キャンプに挑戦するんだったら、
ダブルウォールテントを用意しておいた方が良いですよ。

 

 

シングルウォールテントならタープを使う

冬キャンプでシングルウォールテントを使う場合には、
「タープ」を活用することで結露を防ぐことができますよ。

シングルウォールテントの上にタープを張って、
外気とテントの間にタープで空気の層を作ってやるんです。

先のダブルウォールテントと同じ要領で、
空気の層ができることで温度差が小さくなって結露ができにくくなります。

ただしテントの幕とタープがくっついていると意味がないので、
テントとタープの間に空気の層ができるように、しっかりとタープを張りましょう。

 

 

TC素材のテントもおすすめ

冬キャンプの結露対策として、「TC素材」のテントを使うのもおすすめです。

TC素材はテトロン(ポリエステル)とコットンの混紡生地のことです。

ポリエステルは耐久性が高く、シワができにくく、裂けにくいという利点がありますが、
吸水・吸湿性は全くありません。

コットンは吸水・吸湿性に優れていますが、耐久性が低いです。

その2つを組み合わせたTC素材は、
耐久性も吸水・吸湿性も高いという両方の利点を併せ持っているんですね。

このTC素材で作られたテントであれば、テントの幕が結露を吸収してくれるので、
テントの中がびしょ濡れになることがありません。

ただし幕自体は濡れているので、
テントを片づける前にしっかりと乾かしておく必要があります。

 

 

グランドシートで地面からの湿気を遮断

テントの床に当たる部分に「グランドシート」を敷きますが、
それを湿気が遮断できるものに変えると結露を抑えることができます。

テントに付属しているグランドシートでも良いんですが、
少し分厚い「アルミレジャーシート」などをグランドシート代わりに使うんです。

そうすることで地面が発する湿気を遮断して、
テント内の湿度が上がらずに結露もできにくくなるというわけです。

アルミレジャーシートの代わりに、
純正のグランドシートの下に吸湿性のある「新聞紙」を敷くのも良いですね。

新聞紙は着火剤としても使えますから、持って行って損はない便利グッズですよ。

除湿剤や乾燥剤を使う

衣類を守るためにタンスやクローゼットで除湿剤・乾燥剤といったものを使いますよね。

それをキャンプに持って行って、テントの中に置いておくだけでも結露対策になるんです。

結露は空気の水蒸気が外気に冷やされて発生しますから、
テント内の湿度を下げることで結露の発生が抑えられます。

実際に、
吊り下げ式の除湿シートを結露対策として使っているキャンパーを少なくありません。

キャンプ用じゃない身近なものが、意外な便利グッズとして使えることもありますよ。

まとめ

結露の原因は「湿気」と「温度差」で、
この2つを抑えることで結露の発生も抑えることができます。

結露で荷物までびしょ濡れになると、
せっかくの楽しいキャンプが台無しになってしまいます。

ですからしっかりと結露対策をして、
楽しいキャンプを楽しいまま終わらせられるようにしてくださいね♪

この記事を書いた人

・キャンプライフクリエイター
・静岡中心に活動

キャンプ歴10年以上のキャンパー。
色んな経験と自分自身の目線から様々なキャンプ情報を発信して行きます♪

■Instagram フォロワー3.5万人
■Yahooクリエイター
■pippin公式アンバサダー就任(プロ)

●メディア掲載
サンキュ!NEWS
ヨムーノ
All About
LIKER(ライカー)
などなど

Instagramでもキャンプ情報を発信中!
お気軽に「お問い合わせ」下さい(^^)

nooooriをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました