MyCampix 3500ルーメンLEDライト実践レビュー|手のひらサイズで明かりを分けるキャンプ用補助灯

キャンプ道具

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キャンプの夜、「あと少し明かりが足りない」と感じる場面は意外と多い。メインのランタンはあるのに、テーブルの手元が暗い。テントの中だけ照らしたい。夜の撤収で、車の周りを広く見たい。ランタンをもう1台増やすほどではないけれど、光の「置き場所」が足りないのだ。

そこで使ってみたのが、手のひらサイズの小型LEDライト MyCampix 3500LM。このサイズで最大3500ルーメンという数字に惹かれてAmazonで購入した。この記事では、スペックの正しい読み方から場面別の使い分け、子連れキャンプでの使い勝手まで、実際に使う側の目線で整理する。

MyCampix 3500LM LEDライト(2個セット)

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MyCampix 3500LMの基本スペック

明るさ 120〜3500ルーメン(COB LED、調整可能)
点灯モード 白色/暖色/自然光/赤色点滅/SOSストロボ
色温度 2700K〜6900K(電球色〜昼光色)
バッテリー 3000mAh(USB-C充電、充電時間 約2.5時間)
点灯時間 約2.5〜15時間(明るさによる。詳しくは次章)
重さ 約157g(アルミ合金ボディ)
防水 IPX4(雨や水しぶき程度まで)
その他 液晶の残量表示/マグネット底面/フック/三脚ネジ/スマホへの給電機能
価格 5699円(Amazon・2026年11月購入時点)

ポイントは「小型の補助灯」という見た目に反して、明るさ・色温度・点灯モードの調整幅が広いこと。そして157gと軽く、アルミボディで雑に扱っても壊れにくい作りになっている。

動画で見る(Instagramリール)

実際の明るさとサイズ感は、動画で見るのが一番早い。Instagramで紹介したリールがこちら。

「3500ルーメン」と「15時間」の正しい読み方

最初に、正直な話をしておく。この手の小型ライトでよくある誤解が、「最大3500ルーメン」と「最大15時間点灯」が同時に成り立つと思ってしまうことだ。実際は逆で、点灯時間は明るさによって大きく変わる。

  • 最大光量(3500ルーメン)付近:約2.5時間(メーカー公表の最短値)
  • 弱い光(120ルーメン程度)まで落とす:最大15時間

これはこの製品が悪いのではなく、バッテリー容量3000mAhという物理の制約で、どの小型ライトでも同じだ。大事なのは、自分の使い方に合うかどうか。

では3500ルーメンは何に使うのか。キャンプでテーブルの周りを照らすだけなら、正直300〜800ルーメンで十分すぎる。最大光量が活きるのは、設営・撤収でサイト全体を見渡す時、夜に落とし物を探す時、車の周りで作業する時といった「短時間だけ広く明るくしたい」場面だ。つまりこのライトは、普段は中〜低光量で長く使い、いざという時だけ最大光量に上げる。その使い分けができる人に合っている。

もう一つ、数字の見方として。ルーメンは「光の総量」であって「遠くまで届く」指標ではない。遠くを照らしたいなら懐中電灯やヘッドライト、周りをふんわり照らしたいならこの手の面発光(COB)ライト、という役割の違いがある。詳しくは後の比較章で整理する。

明るさと色温度の使い分け

このライトの実質的な価値は、スペックの最大値よりも「調整幅」にある。場面ごとの目安をまとめた。

場面 明るさの目安 色温度の目安
食事・団らん 200〜400ルーメン 2700K前後(暖色)。料理が美味しそうに見え、眩しくない
調理・片付け 400〜800ルーメン 4000K前後(自然光)。食材の色が分かりやすい
設営・撤収、作業 1000ルーメン〜最大 白色寄り。陰影がはっきりして安全確認がしやすい
テント内の常夜灯 最小(120ルーメン) 2700K(暖色)。睡眠を邪魔しにくい

色温度を変えられるのは地味に大きい。暖色は「雰囲気と眩しくなさ」、白色は「見やすさと安全」。1台で両方を切り替えられるので、食事の時間と作業の時間でライトを持ち替える必要がない。

点灯モードには赤色点滅とSOSストロボもある。夜の路肩で車のトラブルがあった時や、防災用途ではこれが付いているかどうかが分かれ目になる。普段は使わない機能だが、「あること」自体に意味がある。

場面別の使い道

テーブル上|手元灯として

調理や食事の手元灯に。面発光なので光が柔らかく、一点だけ眩しいということが少ない。色温度を暖色に寄せれば、食事の場面でも落ち着く。

テント内|吊るして室内灯に

フックで吊るせば室内灯になる。157gと軽いので、テントのループに負担をかけない。最小光量+暖色にすれば常夜灯としても使える。

車|マグネットで作業灯に

底面のマグネットで車体やボンネット裏に付けられる。夜の設営・撤収、タイヤ周りの確認など、両手が空くのは作業灯として大きい。車中泊の室内灯にもそのまま転用できる。

三脚に付けて|撮影・配信の補助光に

三脚ネジがあるので、カメラ三脚や自撮り棒に固定できる。夜のキャンプ撮影で料理やギアを照らす補助光としても使えるのは、発信者目線では嬉しいところだ。

2個セットだと、テーブル用とテント用に分けて「明かりを分ける」使い方がそのまま成立します。

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子連れキャンプ目線で見ると

キャンプ歴15年、双子を育てながらキャンプをしている立場から見ると、このライトには子連れ向けの利点が3つある。

  • LEDなので発熱が少なく、子どもが触っても火傷の心配がほぼない(ガスランタンとの大きな違い)
  • 最小光量が使えるので、夜間のおむつ替えや子どもの様子見で、家族全員を起こさずに済む
  • 軽くて小さいので、子どもの「自分で持ちたい」にも危なげなく渡せる

逆に、ボタン操作でモードが切り替わるので、小さい子が連打すると点滅モードになることはある。その点だけは先に知っておくといい。

ランタン・ヘッドライトとの役割分担

「これ1台で全部まかなえるか」というと、答えはノーだ。光の道具は役割が違う。

道具 得意なこと 苦手なこと
メインランタン サイト全体を長時間照らす 持ち運び、ピンポイントの照射
ヘッドライト 両手を空けて、見た方向を照らす 周囲をふんわり照らすこと
このライト 置く・吊るす・貼るで「必要な場所だけ」照らす。色温度の切り替え 長時間の最大光量、遠くを照らすこと

すでにランタンとヘッドライトを持っている人ほど、この「3つ目」の置き場所が効く。逆に、照明をこれから揃える人は、まずメインランタンから買うのが順序だ。

良かった点・気になった点

良かった点

  • 明るさと色温度の調整幅が広く、食事から作業まで1台で切り替えられる
  • 液晶の残量表示があるので、夜中に突然消える不安が少ない
  • マグネット・フック・三脚ネジで、置く場所を選ばない
  • 157g・アルミボディで、持ち出しと扱いが気楽
  • スマホへの給電と赤色点滅・SOSがあり、防災用にもそのまま転用できる

気になった点

  • 最大光量では約2.5時間しか持たない。「3500ルーメンで一晩」を期待すると裏切られる
  • 防水はIPX4まで。雨に濡れる程度は問題ないが、豪雨や水没はNG
  • スマホへの給電は3000mAhからの分け前なので、あくまで緊急用(満充電はできない)
  • ★本人追記:実際の使用感で気になった点があれば、ここに本音を1〜2行★

1個と2個セット、どっちを選ぶ?

  • 2個セット向き:テーブルとテント内など、同時に2か所を照らしたい人。家族キャンプ。防災用に家と車へ分けて置きたい人
  • 1個で足りる人:ソロ中心で、照らす場所が1か所に集まる人。まずは試したい人

「明かりを分ける」使い方がこのライトの本質なので、使う場面が複数ある人ほど2個セットの意味が出る。今回購入したのもオレンジの2個セットだ。

よくある質問

雨の日でも使えますか?

IPX4なので、雨や水しぶき程度なら問題ありません。ただし防水等級としては「防沫」レベルで、豪雨の中や水に浸ける使い方はできません。

充電にはどれくらいかかりますか?

USB-C充電で、フル充電まで約2.5時間が目安です。スマホと同じType-Cケーブルで充電できるので、キャンプ道具の充電環境をまとめやすいのも利点です。

飛行機に持ち込めますか?

リチウムイオン電池内蔵製品のため、預け荷物ではなく機内持ち込みが原則です(3000mAh程度の容量は一般的な機内持ち込み基準の範囲内)。航空会社ごとの規定は事前に確認してください。

防災用として家に置いてもいいですか?

向いています。残量表示がある、停電時にすぐ使える、赤色点滅とSOSがある、スマホへの緊急給電ができる、の4点が理由です。長期保管するときは、バッテリーをいたわるため満充電でも空でもなく、半分程度の残量で保管するのが基本です。

まとめ|向いてる人・向いてない人

  • 向いてる人:メインランタンは持っていて補助灯を足したい人/食事と作業で光の色を切り替えたい人/車中泊や防災にも使えるライトを探している人/子連れで安全な室内灯がほしい人
  • 向いてない人:これ1台でサイト全体を一晩照らしたい人(それはメインランタンの役割)/最大光量を長時間使いたい人

MyCampix 3500LMの本質は「最大値の明るさ」ではなく、明るさと色温度を場面に合わせて変えられる調整幅と、置く・吊るす・貼るの自由さにある。数字の読み方さえ間違えなければ、出番の多い1台になる。

MyCampix 3500LM LEDライト

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リール版はInstagram(@camper_mode)でも紹介しています。他のキャンプ道具の実演も投稿しているので、気になる方はそちらもどうぞ。

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